人気ブログランキング | 話題のタグを見る
french bulldog
by robiwaka
= ロビン、たんぱく漏出性腸症? 通院&入退院 2011.08.20~2011.08.31 =


①2011.08.20(日) 通院

前日夜からロビンの下痢始まる。 早朝、様子を見ながらY公園で久々のロング散歩。元気あり。楽しそう。
帰宅するもやはり下痢。半透明な粘液に覆われた泥状。水たまりもできる。robiwapa&若もいっしょに病院へ。
妙なものを食してないか? 元気・食欲はあるか? を確認される。  
下痢止めを4日分処方され帰宅。注射はなし。帰宅後&夕食時の2回投薬するも、下痢止まらず。

・体重9.05kg   
・診察料¥330 (低額のためipet使わず)


②2011.08.24(水) 通院

4日間の投薬中、泥状便はやや治まるが、薬がなくなると①よりも悪化。痩せ始める。長引きそうな予感・・・。
受付中に待合室で排便してしまう。泥状便&水たまり。看護師さんが回収・掃除しそのまま検便。
「紙由来の繊維質」が検出される。広げてみると「藻が混じったゲルのようなヘドロ」状。
「ペットシーツやティッシュペーパーを大量に誤食した個体の典型的な糞便」との見解。
思い当たる節・痕跡ともになし。とは言えもちろん「誤飲・誤食は100%ない!」などとは言い切れず・・・。 
①より強めの下痢止め剤を処方される。同時に食事制限開始。 
当日夜の0.1カップから始まり、通常の2割量~4割量~6割量~8割量~9割量~通常量、と段階的に戻す。
便が十分に固まったら薬を1/2~1/4に減らすようにとの指示。実行に移せればいいのだけれど。

・体重8.05㎏
・診察料¥1410 (ipet50%プラン適用)


③2011.08.25(木) 通院

改善みられず。検便ではやはり繊維状の物質(減ってはいる)と、直径2㎜ほどの硬い粒状の物質が。 
レントゲン撮影実施。胃の中にモヤが広がり、中心には白く丸い影。 
良い発見は、昨年夏から秋に発覚した心臓の肥大がずいぶんと治まったこと。処方食w/dの効果か。
胃の異物以外の悪い発見は、右股関節のはまり具合が浅い点。もう少し早く知っておきたかったなぁ・・・(-_-;)
レントゲン撮影後にはバリウム投与。 
S先生&看護師さん合わせて4人がかりで、なだめすかしながらの難作業。 バニラ味とは言え、さすがにいやがる。
「ロビンちゃんがんばれー!!あとちょっとー!!イイコイイコー!!おいしいネー!!」の声が輪唱のごとく響き渡る。
S先生、苦笑交じりに「お願い飲んでっ!!コレ動物病院のお願いっ!!」とロビンに懇願。なんとか全量飲ませる。
撮影後にバリウムを飲ませるのは、異物をかき集めるため&翌日の撮影用、とのこと。
胃腸の働きが穏やかになれば、バリウムは翌日も停滞して撮影&原因特定がしやすくなる。
もしその日も下痢が止まらなければすべて出てしまうだろうが、異物も共に出れば症状も改善に向かい始める・・・ハズ。

これが効かないとなると、やっかいなレベルで想定できるのは「たんぱく漏出性腸症(炎)」の可能性。
小腸からたんぱく質が漏れ出し、栄養が吸収できずに体力が奪われていくらしい。

たんぱく漏出性腸症(炎)はこちら→


大掛かりな検査を視野に入れ始めなくては、とS先生。内服薬は変更なし。
②の下痢止めがかなり苦いらしく、スムーズに飲ませるためロイヤルカナンのセレクトプロテイン・ウェットを購入。

・体重は記載忘れ・・・困るなぁ・・・(-_-;)
・診察料¥3060 (ipet50%プラン適用)


④2011.08.26(金) 通院

バリウムはすべて排出されてしまった模様。ペットシーツの消費量が尋常ではない。
背骨が浮き出し始めて痛々しい外見。ロビンを知る人が見たらおそらく驚き、心配するレベル。
食欲・元気はほとんど衰えないが、寝顔は疲労の色が濃い。
再度レントゲン撮影。バリウムは跡形なし。現在のフード(プリスクリプションダイエットw/d)には便を固める
作用があることや、通院のたびに下痢止めを強めているにも関わらず、改善が見られないこの状況は少々深刻。
体重を量って驚き「明日まで下痢が止まらなければ入院かなあ、点滴もしたいし・・・」とS先生。
「そうですか。」と答える私。そりゃそうだろうなぁと思っていると、先生が引き続き口を開いた。
「だってこのままダラダラしていても・・・・・・」と。

・・・・・・いやいやいや、私、別にダラダラしてるつもりないですが? と言うか、もっと早く入院させていただいても
一向にかまわないんですが? と言うか、今夜からでも預かっていただきたいくらいなんですが???
「入院させるのを渋る」とでも思われたのだろうか・・・。ちょっと心外だが、基本的に信頼している先生なので、
「もう一晩、自宅で過ごすことを許された♪」と、前向きにとらえることにした。(*´-ω-`)・・・フゥ
またまた新しい下痢止め剤・消化酵素剤・抗生物質・消化器疾患用処方食(PDのi/d)を処方され、帰宅。

・体重7.75㎏
・診察料¥3470 (ipet50%プラン適用)


⑤2011.08.27(土) 入院

8/26~8/27、下痢止まらず。明け方5回目の排便は血液と粘膜の方が多く見える。さすがにせつなげな顔。
午前中、仕事を抜けて入院させる。駐車場から病院までウキウキ歩くロビン。病院好きでよかった・・・。(´‐ω‐)=3 フー

入院中は血液検査・糞便検査をおそらく毎日。レントゲン・心電図・エコーを随時。その結果(経過)によっては
内視鏡検査(撮影&細胞診)も。食餌はサツマイモペーストをメインに処方食を少しずつ足す。点滴も平行する。

節目節目で連絡いただくことを確認、ロビンを託す。いつもなら大好きな先生や看護師さんたちになぜか楯突く・・・(苦笑)。
「じゃ頑張ってね♪」とさりげなく病院を後にしたが、「どうしてっ?!」と言いたげなロビンの顔がチラついて落ち着かず。


⑥2011.08.28(日) 入院2日目

AM11:00頃、S先生より自宅に℡あり。

・下痢がひとまず止まっている。
・サツマイモのみの食餌でたんぱく質を制限し、点滴で栄養補給している。
・制限開始以前から、低たんぱく状態(慢性的)にある。(血液検査による)
・肝臓の数値がかなり高い。 
・膵炎の疑いあり。 外分泌・内分泌も併せて知りたいので外部検査の予定。 (犬の膵炎はこちら→ 
・なんらかの原因(異物?)で腸壁が傷つけられ(削られ)、劇症型の腸炎を引き起こしたのでは? 

忙しそうな中、けっこうな時間を割いた説明。しかし専門用語が多い・・・もう少し噛み砕いてくれるとうれしいな。
℡しながらとったメモはこのとおり↓ 。 我ながら要領を得んのぅ・・・。
= ロビン、たんぱく漏出性腸症? 通院&入退院 2011.08.20~2011.08.31 =_f0218471_0442840.jpg


つらそうだった下痢が止まっているだけでも「入院させてよかった!」と思える。おイモは大好物だし。
また連絡いただけるとのことで℡を切る。一安心。  
しかし若が借りてきたネコのごとく静かだ。食欲まで失くしている。これが彼本来の姿だとしたら驚きだ。
一人天下の絶好のチャンスだと言うのに・・・。 ┐(´ー)┌フッ


⑦2011.08.29(月) 入院3日目

病院からは℡なし。心配はしてないけどさびしいし、状況を知りたい。 
でもヘンな意地でこっちからは℡しない!(。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。)  こうゆうキモチ汲んでくれるとうれしいんだけどなァ、Sセンセ♪
友達にメールでなぐさめ、かまってもらう日々・・・☆(笑) ♪(*人´-ω-)ミンナアリガト(-ω-`人*)♪
翌日はこちらから病院に℡すると心に決め、一日を終える・・・。そして眠れない・・・★(-_-;)


⑧2011.08.30(火) 入院4日目

病院がすいていそうな時間を狙って3:30~4:00頃℡。しかしS先生診察中。程なくして折り返し℡を頂けた。

・下痢はほぼ治まり、つかんで持ち上げられる硬さの便になっている。 (下痢止めは未だ欠かせず)
・紙由来の繊維は微量ながらまだ出ている。
・肝臓の数値はまだ高く、肝疾患と言ってよい。(入院初日:330 → 4日目:192 / 正常値は17~58)
・低たんぱくは変わらず。
・膵炎の可能性はほぼ消えた。
・劇的な改善はないが、じわじわと快方に向かっていると見てよい。故に内視鏡検査は急ぐ必要なし。
・体重が入院時の7.5㎏から7.8㎏に増加。
・たんぱく漏出性腸症(炎)の可能性は消えず。
・心電図に気になる所見あり。

℡しながらとったメモ。 ↓ 
= ロビン、たんぱく漏出性腸症? 通院&入退院 2011.08.20~2011.08.31 =_f0218471_1365723.jpg

先生曰く「総合的に見て今は100点満点中60点」。それでも入院当時にくらべたらずいぶんと改善したそうだ。
聞きかじりだが「除草剤が原因の可能性は?」と尋ねると、薬剤にもよるが肝臓の数値が4~5ケタに跳ね
上がるのでまず考えられない、とのこと。
6月・7月・8月とそれぞれ月初めに、皮膚疾患治療でステロイドを服用していたが、その影響とも考えにくいそうだ。
(まるっきりないとも言い切れないが、大元の原因とは考えにくい。抵抗力低下の原因にはなり得るが・・・)

「ロビワカさんさえよければ連れて帰ってくれてもイイんだけど・・・う~ん。戻ったらまた下痢する可能性もなくは
ないなぁ・・・ちょっと心配。」とS先生。 本音は「もう少し入院させて様子を見たい」ってことなのだろうな、うむうむ。
翌日(水曜)はちょうど私の休日。夕方まで部屋の掃除と整理を兼ねて、危険因子を取り除き、病院へ行って
その時のロビンの様子で判断してもらい、退院可能なら連れて帰ることにして℡を切る。
若はついに朝食をひとくちも食べなかった! 空腹で吐くタイプなんだから、ちゃんと食べて欲しいなァ。


⑨2011.08.31 入院5日目(退院)

ほぼ一日中雨。部屋の整理整頓・掃除を終え、若と家でゆっくり過ごす。
午後3:30~4:00頃、ひとりで病院へ。雨だけど混んでいる。受付で「ついでに爪切りもお願いします」と頼んでおく。
やがて名前を呼ばれ「先に面会どうぞ♪」と看護師さん。あれ?やっぱり退院はムリなのか?
あんまり興奮させたくないんだけど、入院室に通されてしまったのでロビンと真正面から向き合う。
鼻の頭に乾いたサツマイモをくっつけ、手足なめ防止にエリカラを装着させられたその姿に、思わず吹き出す。
「またあとでね♪」と告げて待合室に戻ると、ずっとずーっと吠えている。 もぉ・・・また下痢すんなよーぉ★(-_-;)
長いこと待ったあと、ようやく順番が。
5日間連続の血液検査で主に気になる所見は、TP(たんぱく)と、ALT(肝臓)。

TPは  3.8→ 4.2→ 4.0→ 4.0→ 4.2 / 理想値(正常値)は5.4~7.1 / いわゆる低たんぱく
ALTは 295→ 230→ 219→ 192→ 240 / 理想値(正常値)は17~58   / いわゆる肝疾患

レントゲンで肝臓を見ると、モザイク状の影が認められるそうだ。 ぷるぷるとした硬めのゼリー状の触感が健全な
状態なのに対し、やや繊維化が疑われるらしい。 
気づかずにいたら将来、人間で言う肝硬変と同じ状態に進行していたであろう、とのこと。
他には胆汁鬱滞(新しいサラダ油くらいの粘度が理想なのに、使い古した天ぷら油のように粘度が高く、揚げカスのような粒子が混ざっている状態)の疑いあり。
ああ、他にも心拍数に気になる所見があったそうで・・・・・・・。
つらく長い下痢のおかげ(?)で、危険因子をたくさん見つけることができちゃった・・・と言うことか。

とにもかくにも、最優先事項は以下の2点に絞られた。

「下痢を再発させず、便をさらに好ましい状態へ戻す!!」
「体重をこれ以上減らさない!!(元の体重へ戻す!!)」

たんぱく漏出性腸症(炎)の疑いは消えないけど、この日保存しておいてくれた便(2回分)は、入院前に比べたら、
びっくりするほど健全だった!! 弾力もビニール越しに確認済み♪ v(。・ω・。)ィェィ♪
というわけで、たくさんの薬(5種)&処方食とともに、なんとか退院の許可が降りた!!
次回の通院は異常がなければ一週間後。血液検査を予定している。
少しでも変化(異常や心配ごと)が見られたら、とにかくすぐに連絡をするように!!との指示を胸に、ようやく帰路へ。 

・体重7.6㎏
・診察料¥36880 (爪切り含む・ipet50%プラン適用)


◎薬の覚書

・下痢止め ・ 消化酵素剤 ・ 抗生物質 (毎食餌と共に服用)
・血管拡張剤 ・ 利胆剤 (毎食後)

◎食餌の覚書

・サツマイモ(ペースト状)100g ・ ロイヤルカナン肝臓サポートドライ5粒 ・ 同じくウェットをスプーン一杯

帰宅するとしばらく部屋中をかぎまわったあと、さっさとそのへんで横になる。
退院の報せに仕事から飛んで帰ってきたrobiwapaにも、案外つれないそぶり。 
指示通りの食餌&投薬をこなし、早々就寝。必要以上に抱っこしたがるrobiwapaに対し、迷惑そうなそぶり。
若はロビンの帰宅に興奮しすぎたのか、ずっとつきまとい腰を振る。夕食もほぼ食べず。あきれた男どもだ。(-_-;)

退院から丸4日。自宅で過ごすにあたり、困る点はほぼなし。
数ヶ月単位の治療・改善になることを承知しておくよう言われてはいるが、気をつけてさえいればすぐにどうこう・・・と言った
症状ではないとのこと。
じっくり腰をすえて取り組む所存です。
ご心配をおかけしたお友達のみなさん、ごめんなさい。 いつも力になっていただきありがとうございます♪
これからもどうぞよろしくお願いします。 長文駄文、読んでくださってありがとう!

= ロビン、たんぱく漏出性腸症? 通院&入退院 2011.08.20~2011.08.31 =_f0218471_2465324.jpg

ヤセちゃった以外は元気だよ♪ by.ロビン




ブログ村 キャンプ/ジギング/フレンチブルドッグ
by robiwaka | 2011-09-05 02:49 | 子ブタの医食住
<< = ロビン 腸炎・肝疾患・低た... 退院 >>


カテゴリ
フレンチブルドッグ
ロビワマ便り
キャンプ
トレッキング
料理
釣り

乗り物
石けん覚書
子ブタの医食住
SOTO
ETC
携帯便り

以前の記事
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月

その他のジャンル

忍者

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧